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驚きの熱中症

三年強の運用実績があるが、二○○五年の成績が三四・二○%、二○○六年が三七・八八%、さらにサブプライム暴落で世界が揺れた二○○七年は逆に高くなって四三・二三%(しかも二月までの数字)というとてつもないファンドなのだ。 つまり、世界的危機に強いファンドということができる。
では、こんな成績を残している驚異のファンドとは何か。 それこそ、「SF社」がいままで〃秘蔵っ子〃として世間に公開していなかった「Gファンド」という名のファンドで、これまでの三年強の年平均利回りは三三・○九%という恐るべきファンドである。
内容は「Aファンド」や「Wファンド」と同じMFだが、さらに様々な改良が加えられた秘密兵器だ。 というわけで、「BTファンド」に含まれる五つのファンドの中身をすべて見てきたが、この「ファンド・オブ・ファンズ」がいかに優れものであるかがある。
四つ目が「SF社」が誇る金建てのMFだ。 実績利回りは年二七・七七%ででは具体的にはどのようにこうしたファンドを使うべきなのか。
一番重要な一番重要なポイントは「分散」することおわかりいただけたことと思う。 なお、「BTファンド」の予想平均年利回りは、米ドル建てが二四%強、豪ドル建てが一七%強(投資家の手取り分)ということで、米ドル建ては「Aファンド」よりかなり高く、豪ドル建ては「Aファンド」とほぼ同じということができる。
米ドル建てと豪ドル建ての利回りの差は、豪ドル高という近年の為替の影響によるものなので、もし為替変動がないと仮定すれば、年利回りの数字は米ドル建て、豪ドル建てとも二四%強が期待できる。 また、ブレは「Aファンド」より小さくて、安定的な運用が期待できる。
最低投資単位は三万米ドルと三万豪ドル(三○○万円前後。 ただし、将来ユーロ建ても出るらしい)とのことだ。

こうしたファンドを資産防衛に検討してみてはいかがだろう。 ことを最後に伝授しよう。
安全に財産を守り殖やす上で、一番重要なポイントは「分散」である。 そこでまず「通貨の分散」をはからなければならない。
そのためには米ドル、ユーロ、豪ドルへの三分割がよいであろう。 ただし、単純に三等分するのでは能がない。
その分散の割合も時代によって変化するのだ。 では、最新の分散比率はどうなるのか。
そのためには通貨をめぐる状況を見ておかねばならない。 まず米ドルだが、ここ数年「米ドル暴落説」がささやかれている。
確かに、アメリカの力は以前よりかなり弱くなってきている。 米ドルの比率を下げるべきだろう。

次にユーロだが、一ユーロ〜一六○円超というのはいくらなんでも高すぎる。 というわけで、ユーロをメインとするのも怖い。
そこで浮上してくるのが「豪ドル」だ。 オーストラリアは近年資源大国として注目されており、石炭、ウランその他将来この国はさらに注目されるはずだ。
投資できる金額がそれほど多くない人は複数の通貨には分散できないだろう。 その場合は、豪ドルが良いであろう。
というわけで、「豪ドル建てAファンド」または豪ドル建ての「BTファンド」などが検討対象として考えられる。 たとえば、四○○万円の投資資金がある人は、「豪ドル建てAファンド」や豪ドル建ての「BTファンド」はいずれも三万豪ドル(約三○○万円)から投資できるので、これらのファンドに投資することは可能だ。
豪ドル二○○○万円分は「豪ドル建てAファンド」や、豪ドル建ての「BTファンド」などが検討対象として考えられる。 次に米ドル一○○○万円だが、「米ドル建てAファンド」とともに、同じ英国系商社が出しているファンド・オブ・ファンズの米ドル建ても検討対象だ。
このファンド・オブ・ファンズは「Aファンド」を中心に幾つかのファンドを組み合わせたものである。 予想利回りは「Aファンド」とほぼ同じだが、安定性をさらに増したというものだ。
そこで最後のユーロ一○○○万円分だが、このファンド・オブ・ファンズのユーロ建てがあるので一つの検討対象だ。 この例のように、通貨と運用の分散を計ることで完璧な資産防衛の態勢が確立したことになる。
さらに資産規模の多い方は、より多くの運用手法への分散を検討されると良いだろう。 いま、私達の目の前で経済動乱の幕が上がろうとしている。
敗戦の焼け跡と混乱の中から始まった日本の奇跡の発展に、壮大なターニングポイントが訪れようとしている。 日本型システムがすべて、「ご破算で願いましては」の過程に入り始めている。
最近の政治の迷走と無力化は、その表れで知恵と創造の時代が始まる人生にも経済にも四季がある。 春夏秋冬がある。
日本はバブル崩壊後の巨大な冬の時代から徐々に回復し、つかの間の春を二○○三年以降楽しんでいた。 そこに突然、サププライムローン問題という異変が降ってわいた。

あくまでも前兆にすぎない。 やがて、季節はずれの猛烈な吹雪が襲って来るだろう。
本当の冬がこれからやって来るのだ。 それに備えない者は凍死するか、凍傷で両手両足を切断されるほどの目に遭うだろう。
こうした時代に小手先のテクニックは通用しない。 なにしろ全世界バブルが弾けようとしているのだ。
そんな非常時に従来のやり方をちょっと変更しただけの生ぬるい手法が通用すると考えること自体が馬鹿げている。 歴史上のすべての帝国も巨大組雪そうした過ち時代の流れを読めず、小手先のテクニックで問題を解決しようとすることを繰り返して亡び去っていった.日本はバブル崩壊後の十数年、世界中が大きく変化したのに、自分だけは変化と改革を拒否し続けてきた。
その甘い夢を見続けるために、国家にツケを延々と飛ばし続けた。 その結果として、国の借金は莫大な額にふくれ上がった。

日本がやっていることは「ツケの清算」ではなく、「ツケの先送り」にすぎない。 この行為は自分で自分の入るべき墓穴を掘ることに等しい。
このままでは日本は自滅せざるをえない。 この世のありとあらゆるものには代償が伴う。
ツケは必ず支払わねばならないのだ。 物理学にも経済学にも通用する普遍の法則だ。
日本も永年の巨大なツケを支払わねばならない時期が必ずやって来る。 私達は「覇権の移行期」という壮大な激動期に突入しつつあるのであり、これまでもオランダ、大英帝国、アメリカがそれぞれ「チューリップ暴落」「南海バブル事件」「一九二九年世界大恐慌」という経済変動を経験し、未曽有の辛酸をなめてきた。
こうした時代に変化を拒否することほど怖いものはない。 進化論で有名なダーウィンも次のように警告している。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残るのは変化できる者である」。
変化を恐れず、あなた自身の変革を実行しよう。 ただし、その変革は革命的なものでなければ意味がない。
そのためには血のにじむような努力が必要だが、実行した者には輝かしい未来が保証されることであろう。 そう、決して悲観する必要はないのだ。
これから始まる経済動乱の時代は、辛く厳しい時代ではあるが、本物の情報をつかんだひと握りの人々にとっては逆に絶好のチャンスとなるはずだ。 知恵と創造の時代であり、破壊と新生の時代なのだ。
そして、どんな時代にも本物は生き残るのだ。

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